まだまだ数の少ないZX25R用マフラー
まだ発売されて3ヶ月ほどしか経っていないZX25R。音の良さが売りの一つになってるバイクなんだけど、まだフルエキゾーストマフラーの品揃えが悪め。
マフラー形状が複雑
それに加えてマフラーの形状が他と違っているためZX25Rはそのままではスリップオンマフラーがつかないから、他のバイクと比べて排気周りのカスタムのハードルが高めなのが特徴だ。
今あるベストを探す
とは言ってもそろそろカスタムをしたい人もいると思うから、今回は今市場に出ているZX25Rの社外マフラーのついてまとめてみた。
この記事さえ見ればZX25Rのマフラー事情が丸わかりだからじっくり読んでいってほしい。
- まだまだ数の少ないZX25R用マフラー
- ヨシムラ
- Akrapovic
- BEET
- OverRacing
- Trick Star
- Pro Liner
- R9 Exhaust
- モリワキエンジニアリング(追記)
- スリップオンマフラーをつける
- 今あるZX25R用フルエキ
ヨシムラ
引用:
https://blog.yoshimura-jp.com/yoshimura_blog/2020/09/zx-25r-8687.html
最近のヨシムラのデザイン
残念ながらショート管じゃない。
先がカーボンで出来ててヨシムラのエンブレムがついてる最近のヨシムラのデザイン。ショート管にこだわる人じゃない限りはふつうにかっこいいマフラーだと思う。
安心と信頼のヨシムラジャパン
やはり特筆すべきは日本製の圧倒的安心感。これまでも長い歴史を持っているヨシムラならではの信頼と実績がある。もちろん適合品なので公道でも安心して使えるのが大きなメリット。
お値段はやっぱり高め
エキパイの素材の違いで二種類のラインナップがある。
- ステンレス - 149,000円(税抜)
- チタン - 185,900円(税抜き)
やっぱり高い。
日々その日暮らしの極貧生活を送る俺にはどうしても手が出ない。恵まれないほおじろの財布に幸せを…
これ買う人はガチで走りたいけど公道走れなくなるのは不便っていう人だと思う。この価格は性能のために払ってると思うのが正しい。
ただ本音を言うとヨシムラさんはレース用のショート管を頑張って公道仕様に落としてほしい…無理なのはわかってるけど…お願いします…
Akrapovic
引用:
https://news.webike.net/2020/08/04/186449/
みんな大好きアクラポビッチ。ZX25RのはカワサキとコラボしたみたいでマフラーにNinja ZX-25Rって書いてある。いい感じ。
ただアクラポビッチもショートじゃない
純正のデザインが良すぎるのが悪いんだけどショートじゃないと満足できない体にされてしまった。
ショート管にこだわらないならアクラポビッチの黒色のマフラーと銀色のパイプで引き締まった印象を受けるとてもいいデザイン。特にZX25Rの黒とは相性がよさそう。
アクラポビッチも安心と信頼
日本のメーカーじゃないけどアクラポビッチにはそんなこと関係なく圧倒的な信頼がある。というかカワサキと共同開発したらしいし間違いあるわけない。性能も折り紙付き。これもサーキットではガッツリ走りたいし公道も走りたい人におすすめ。
圧倒的高価格
お値段217,800円(税込)
高すぎない?俺のお財布が硬いだけ?
やっぱりフルエキは高いんやなって。
BEET
引用:
http://www.beet.co.jp/kawasaki/ninja-zx25r/
青色に輝くチタンが美しいマフラー。
ZX25Rに用意されてるNASSERT Evolution TypeⅡは2019年に鈴鹿8耐でカワサキが優勝した時と同形状らしい。かっこいい。
一目見てBEETとわかる
この色のマフラーを見たら一目でBEETってわかる。音も動画でしか聞いたことないけどいい感じだからZX25Rのマフラーで悩んだらこれを買うのも全然ありだと思う。
でもなんでショート管作ってくれないの?(純粋)
お値段もかなり
国産でここまでの実績があるから仕方ないことではあるんだけど、
お値段195,000円(税別)
高いな。いやむしろ安いのか?金銭感覚狂の入り口に立たされてる気分。
OverRacing
引用:
https://www.over.co.jp/information/222/
ZX25Rのフルエキ界隈のダークホース。少し長めではあるもののここにきて初めてのショート管。エキパイのチタンの青い焼き色が非常にエチチ。お母さんぼくこれがいい。
H2Rみのあるシンプルかつこじゃれたデザイン
スラッシュカットされた鋭利なメガホンマフラーに排気口にはハニカムメッシュがはられている。なんかH2Rっぽい。
サイレンサーにはおしゃれな感じにOver Racingって書いてあるのもかっこいい。
個人的にはかなり好きなデザイン。ショート管ってことが一番でかいけど。
ちゃんと公道も対応
H2Rのマフラーみたいなデザインしてるショート管だけどガッツリ政府公認。安心して公道を走れるからとってもいい。
お値段はもう仕方ない
198,000円(税込)
どこもこんな値段してるしもう仕方ない。スリップオンマフラーを見慣れた俺たちにとっては高いかもしれないけどこれが業界水準。
そろそろお財布のひもを緩めよう。
Trick Star
トリックスターからはZX25RにおなじみのIKAZUCHIが用意される。Youtubeとかで他のバイクにつけられているトリックスターは絶対に見たことがあると思う。
4色のラインナップ
- 焼き色チタン
- ブラック
- 焼きステンレスカーボン
- ステンレスカーボン
よく見るいつもの青い焼き色チタンもかっこいいけど、個人的にブラックも引き締まっていてかっこいいと思う。あまり見た目をうるさくしたくない人はブラックにしてシックにまとめるのもあり。
ステンレスカーボンも鏡のような印象でめちゃくちゃ綺麗。傷ついたらすぐわかりそう。でも超かっこいい。
気になるお値段
値段はブラックエディションが最も高くて218,000円(税別)
次点で青色焼きチタンのいつものが208,000円(税別)
最後にステンレスカーボン系が188,000円、178,000円と続く。
ラインナップが豊富な分他より自分に合った値段のものを選べるのも魅力。
排気音
Ninja ZX-25R 政府認証フルエキゾーストマフラーIKAZUCHI / エキゾーストサウンドチェック - YouTube
Pro Liner
中間パイプの取り外しで長さを変えられる可変マフラー
このフルエキマフラーの面白いところが、排気管を取り外すことでマフラーの長さを調整できること。ショートマフラーが好きな人は短くして普通目のシルエットが好きな人は長くして好きな長さにできる。
都会的で独特なデザイン
デザインも特徴的で、マフラーの先にカーボンのカバーみたいなのがついているから他のマフラーと違う独特で都会的な新しいデザインをしてる。
もともと都会的で近代的なデザインをしてるZX25Rにはよく似合うデザインだと思う。
インドネシア製で安い
80,000円
ここまで見てきて金銭感覚を狂いに狂わされた人たちはすぐに買えそうな値段。
インドネシアの比較的新しいメーカーが作ってるだけあってフルエキゾーストのくせに80,000円を切るぶっちぎりの価格。国内フルエキゾーストマフラーを2,3本買えそう。さすが途上国。
作りはよくなさそう
ただマフラーの作りはあまりよくなさそう。車検適合品でもないからあまりおすすめはできない。見た目で買うと後悔する感じだから買うなら覚悟してから買うべき。
排気音
Knalpot Proliner ZX25R TR2-RR - YouTube
R9 Exhaust
引用:
https://news.webike.net/2020/08/13/186896/
インドネシアからもうひと選手。ただこっちはPro Linerと違ってレースとかもしっかりやってて品質管理とかもしっかりしてるっぽい。
しっかりショート管
インドネシア系はわかってるのかしっかりショート管を作ってきて来る。すき。
デザインも日本製ほど高級感は感じないものの、ステンレスのサイレンサーにカーボンのヘッドカバーで出来てるからシンプルな感じで悪くない。
デシベルキラー付属
途上国マフラーは基本的にめっちゃうるさいイメージがあるんだけど、R9Exhaustは減音用のバッフルみたいなものを用意している。
ご近所トラブルを回避するためにもなるべく静かでいい音をならしたいからこれは魅力的。
お安いお値段
お値段106,220円(税込)
お財布にとってもやさしい。途上国のマフラーを買う大きなメリット。ただ、もちろん安いだけの覚悟は必要。品質は日本のものと比べれば全然よくないし、アフターサービスも全く受けられないと思っておいた方がいい。
でもやっぱり安いのは正義。
排気音
R9 Exhaust - Zeta-R Series - Kawasaki Ninja ZX-25R - YouTube
モリワキエンジニアリング(追記)
引用:
https://twitter.com/moriwakimen?lang=ja
前々から噂されてたモリワキ。ついにショート管で公道仕様を出すっぽい。
すでに認証試験には通ってるらしくて、予約しといたら2021年の1月下旬くらいに届くらしい。
ただ、まだ予約に関しての話は出てないから気長に待とう(どうしても欲しい人は電話してみるといいことが起きるかも)
ショート管なモリワキマフラー
待望のショート管。
ショート管以外の社外マフラーを考えてない人にとっては大事な選択肢の一つになる。
モリワキは何パターンかの色を用意してくれてるから好みの色を選べるのもいいところ。
詳細は不明
まだ予約さえ開始されてないどころか公式サイトに一つも情報が載ってないくらいだから価格などの詳細はすべて不明。
わかり次第この記事に追記していくからまた日を改めてチェックしてみてほしい。
モリワキの(ほぼ)公式ツイッターを見ることで最新の情報が手に入るから気になる人はそっちも見ておこう。
排気音
【音比較】KAWASAKI 20- Ninja ZX-25R用 CROSS SHORT ZERO フルエキ マフラー モリワキ - YouTube
スリップオンマフラーをつける
これは社外フルエキマフラーをすでに買った人に限るんだけど、サイレンサーをつけかえることで汎用のスリップオンマフラーが装着できる。
この方法を使えばSC-Projectだろうとなにもかいてない変なメーカーだろうとオーダーメイドだろうと取り付け可能。
もし飽きて別のマフラーにしたくなったら検討の余地はありそう。
ただエキゾーストパイプの長さは基本的には変えられないから注意。
今あるZX25R用フルエキ
いかがだっただろうか。
今回はZX25R用のフルエキゾーストマフラーを主に取り扱った。でもZX25Rは純正マフラーがすでにかっこいいから、下手に変える必要はまずない。
レースを少しでも速く走りたくて軽量化したいとか、もっとかっこいい見た目にしたいとかがどうしてもあれば今回紹介した中から自分で深く調べてみたりして検討することをおすすめする。
多分今回紹介したのが今あるZX25R向けのマフラーのすべてだから基本的にはこの中から探して問題ないと思う。
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